
LSPの種類・専門分野
LSPは対象分野によって、必要なスキルやテクノロジーが違います。例えば、I18nはプログラミングスキルも必要で、技術翻訳はテクノロジーとターミノロジーの知識も必要です。
LSPの種類は、まず製品と言語サービスに大別できます。
いくつかのLSPは、製品を開発して、翻訳管理システム(TMS)、ニューラル機械翻訳(NMT)、コンピュータ支援翻訳(CAT)、コミュニティ翻訳システム、ターミノロジー管理システム、翻訳品質管理システム(QA)などを提供しています。
製品のみを提供しているLSPは例えば以下があります。
- Memsource: TMS と CAT ツール
- Phrase: ローカライゼーションプラットフォーム
- XTM: TMS
- Crowdin: TMS
- memoQ: TMS と CAT ツール
- Rozatta: AI
- Kaleidoscope: ターミノロジー管理システム
上記以外のLSPは、翻訳とローカライゼーション関連サービスを含む言語サービスを提供しています。この言語サービスは、以下のカテゴリに分けることができます。
- ローカライゼーション製品実装:お客様の目的に沿うローカライゼーションの選定と実装を行います。
- ドキュメント翻訳:ほぼすべてのLSPが提供しているサービスです。
- 一般的なドキュメント
- 専門的なドキュメント(法律、特許、IT、文学など)
- DTP(デスクトップパブリッシング)ローカライゼーション:印刷物(広告画像や本など)のローカライゼーションです。
- ソフトウェアなどIT製品(I18n)ローカライゼーション:ソフトウェア、アプリケーション、ITサービスを各地域のローカライゼーションに対応しやすいようにプログラム構成変更やコード変更を行います。
- ゲーム
- アプリケーション
- ソフトウェア
- クラウドサービス
- テクニカルサポート
- ウェブサイトローカライゼーション:各地域にあうように画像やウェブサイトデザインや文言などを変更します。
- 動画ローカライゼーション:動画の字幕や吹き替えや画像変更が含まれます。
LSPを選ぶ7つの基準
LSPの専門分野は多岐にわたりますので、LSPを選ぶ時は、自分の目的にあう得意分野をもつLSPから実績と予算のバランスをみて選択することが大事で、Languagego.comなどのLSPリストから対象分野の複数のLSPに見積もりをとります。その際、以下項目を確認します。
- 対象マーケットの精通度
- 必要な最新テクノロジーとスキル
- 実績と経験
- 見積もり金額
- 見積もりスケジュール
- パートナー企業としての信頼度
- タイムゾーンや言語などコミュニケーションの取りやすさ
自分の会社のみで選定が難しい場合は、コンサルティングやリサーチサービス行っているLSPに依頼して、ローカライゼーション専門家にLSPの選定を手助けしてもらうことをおすすめします。